「これから私が話すのは、かみさまが作った、にせものの世界の終わりの物語」これは、愛と狂気と猟奇の惑星と——「僕」の終わりの物語。
午前4時、終焉を待つ不死鳥と、罪を犯した僕と君の最期のひととき。
過去作「偽物ワールズエンド」完結編 最終章
「午前4時のまにまに -偽物ワールズエンド-」
●ストーリー主人公は、かみさま(フェニックス)に憧れてものづくりをしていた、変哲もない作家の端くれだった。
午前4時、真夜中の公園で出会った、
不思議な少女「フェニ」
「おじさんは、真実を……ほんとうのことを、知りたいって思う? それとも、知らない方が幸せだって思う?」
主人公は、彼女から不思議な金の卵を託される。
それは黄金鳥の卵……主人公がひとを幸せにすることができたら、不死鳥が蘇るという。
「これから私が話すのは、かみさまが作った、にせものの世界の終わりの物語」
そうして少女は、彼に語りだす。
これは、愛と狂気と猟奇の惑星と……
「僕」の終わりの物語"