鳴神学園初等部六年六組は、選ばれた者たちが集う特殊なクラス。
そこに一人の転校生がやってきた。
何やら曰くがありそうなその転校生に、クラスメイト達は学園にまつわる怪談を語り始める。
そして六年六組は巨大な怪異に飲み込まれていく…
◎作品紹介
小学館より発売された『学校であった怖い話』シリーズが、ついにビジュアル・ノベル化!!
スーパーファミコンで発売された『学校であった怖い話』の正当な遺伝子を受け継ぎ、
原作者自らが装いも新たに紡ぎだすネオホラー・シリーズ。
新たな語り部たちに加え、懐かしの登場人物たちの子供たちも多数登場。
◎このゲームについて
選択肢のない一本道のノベルゲームとなります。
転校生のあなたは7人のクラスメイトから「怖い話」を聞くことに。
それぞれの話は独立しており、1話1時間程度で読むことができます。
ご興味のある方は1話目「隠された人形」がまるまる読める体験版をお試しくださいませ。
ストーリー概要
おしゃべり人形モモちゃんが取り持つ縁で仲良くなったみのりと由紀。
しかし、由紀の引っ越しが決まったことでみのりは口を閉ざしてしまう。
それに腹を立てた由紀は、みのりが大事にしていた人形を隠してしまう。
そして引っ越しの日がやってきて、由紀はいつしか人形を隠したことも
些細ないたずらとして忘れてしまう。
しかし、人に大事に扱われた人形はいつしか命を与えられるといい…。
小学生でも運転できる夢の車、それは何から何まで自由に的確に判断し
目的地まで運んでくれる人間を超えるAIを搭載した車だった。
そんな夢を叶える車をついに発明したという当麻教授。
しかし、その車の試運転に同乗させてもらった松戸博士は
その車のAIの原理が知りたくてたまらなかった。
そしてついにその秘密を知るチャンスが巡ってきた時…。
美容室アフロディーテはカリスマ美容師桜井の評判のおかげで
いつも満員御礼。その腕に目を付けた女優の蒼樹ローラは、
彼に自分の専属美容師になるように迫る。
無理を言ってしぶしぶ合意させたものの、彼女は自分よりも
美しい髪を持つ桜井の娘瑠奈に嫉妬する。
ローラは人気女優という地位を使って、瑠奈を貶めようとするが…。
奥歯が痛くて痛くて仕方のない松之原瑠々。
しかし、ふとしたことで授業中に奥歯が抜けてしまう。
それを見ていた桐嶋寿里は、その奥歯が欲しいという。
別に抜けた奥歯にさほど未練はなかったが、
それでも人の奥歯を欲しがる奇妙な行動に興味を覚えた瑠々は、
その理由と引き換えに奥歯を渡す条件を出した。
寿里は、歯の妖精トゥース・フェアリーに抜けた歯を渡すというのだが…。
年に三回行われるマラソン大会が何よりも楽しみな新堂大誠。
しかし、その日はクラスメートの藤森美沙が作ったスタミナドリンクを
勝手に飲んでからというもの、なぜか調子が悪かった。
七連覇のかかった大事な大会の直前、謎の腹痛に襲われる大誠。
それでもトップを死守する強さを見せるが、周りの様子がおかしいことに気づく。
後ろから走ってくるのはどう見ても骸骨。
どうやら、いつの間にか地獄のマラソン大会に紛れ込んでしまったらしい…。
鳴神学園には、しりとりを100回以上続けると現れるという
伝説のしりとり小僧が存在するという。
しかし、伝説だからこそ誰も見たことがないし、その正体も定かではない。
そんなある日、偶然にも風間祝は三人の女子生徒が
しりとり小僧を呼び出す儀式を目撃してしまう。
100回しりとりを続けるものの、しりとり小僧はいつまでたっても現れない。
しかし、女生徒たちはさらにしりとりを続けていき、次第にその様子がおかしなことに…。
鳴神学園は七不思議では収まらない怪異の宝庫である。
しかし、何よりも恐ろしいのは七不思議の集会を開いた時の惨劇だ。
学園にまつわる七不思議をすると、その七人は不思議な死を遂げるというのだが、
そこにはとある謎が付きまとっているという。
その謎は、転校生に係るというのだが…。